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ERG理論と欲求5段階説の違いとは? マーケティング事例で解説
マーケターの間でもよく知られているのがマズローの「欲求5段階説」。 下位の「生理的欲求」から始まり、高次の「自己実現欲求」まで段階的に発動するという説だ。 大枠は似ているが、よりシンプルに3つの欲求に分かれるアルダファーの「ERG理論」と... -
ブランドパーソナリティの作り方 欲求フレームの活用
ブランディングに極めて重要な役割を果たすとされるブランドパーソナリティ。 消費者がブランドから連想される人となりのようなものを意味する。 今回の記事では、このブランドパーソナリティが消費者の頭の中に自然発生するのをただ待つのではなく、マー... -
16の基本的欲求 マーケティングに使えるアナザー・マズロー
人は誰もが、一つひとつに程度の差はあれ、16の基本的欲求を持つという。 力(power)、独立(independence)、好奇心(curiosity)、承認(acceptance)、秩序(order)、貯蔵(saving)、誇り(honor)、理想(idealism)、交流(social contact)、家族... -
アイリスオーヤマ ヒット商品を生むユーザーイン発想と伴走方式
レッドオーシャンともいわれる生活家電市場において、「なるほど家電」の旗を掲げ、ひと味違った利便性でヒットを連発するアイリスオーヤマ。 技術者が自ら他社商品を使い倒し、ユーザーに憑依する形で潜在ニーズを拾い上げる。 そこに「なるほど!」と思... -
YAMAP プレミアム 評判が評判よぶコミュニティ・ビジネスモデル
登山者から絶大な支持を集める登山アプリ「YAMAP(ヤマップ)」アプリ。 山中のオフラインエリアでも地図上に現在位置と登山ルートが表示される優れものだが、ただの便利ツールでは終わらない。 ビジネスのねらいは山を愛する人たちの「共助」を促すしくみ... -
リプトンミルクティー なぜ販売中止から一転、復活したのか?
森永乳業の「リプトン ミルクティー」が、大胆なリニューアルを敢行し、より本格的な味わいの「リプトン ロイヤルミルクティー」に生まれ変わった。 しかし、その直後から、刷新前の味に戻してほしいと切望する声が古来のファンたちから殺到する。 そして... -
ベビースター 売れた理由 なぜ、大人たちに人気なのか?
ベビースターラーメンが「料理にちょい足し」という用途開拓に挑み、リブランディングを進めつつある。いわゆる新たなカテゴリーエントリーポイントを確立し、ユーザー層を増やす戦略だ。 人々の生活に脈々と根付いていた「ちょい足し→味変」という文脈に... -
パナソニック ヒット商品分析 衣類スチーマー NI-FS790
パナソニックの衣類スチーマーが売れている。 並み居る競合商品を抑え、市場シェアは5割に迫るという。 ロングヒットの要因にはユーザー視点での継続的な商品改良によって、ペインポイントを解消し、使いやすさを向上させていったことがあるだろう。 単に... -
ギャツビー・メタラバー 若い男性に高評価のワケ
マンダムの「ギャツビー」から新しいヘアスタイリングシリーズ「メタラバー」が発売された。 ワックス、バーム、クレイ、グロス、ジェル、フォームの6つの剤型があり、その剤型のイメージからどんなヘアスタイルに向いているのかが直感的に分かるのが最大... -
コスタコーヒーはなぜ、値段が高いのか?
日本コカ・コーラのペットボトル入りコーヒー「コスタコーヒー」が好調だ。 コスタコーヒーとはイギリス発祥の老舗カフェチェーンで、コカ・コーラ社の傘下に入った後、2020年春に日本に進出。 日本でのカフェチェーンの本格展開はこれからであるが、先陣を...