ショーマ– Author –
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ゴルディロックス効果:人はなぜ、真ん中を選んでしまうのか?
「ゴルディロックス効果」とは3つのランクのうち、中ぐらいを選ぶ傾向をいう。 日本語では「松竹梅の法則」と言ったりもする。 大抵は価格が段階的に異なる3つランクを設け、一番売りたい商品を真ん中に置くのがマーケターがとる価格戦略の常道といえる... -
フォン・レストルフ効果(孤立/アイソレーション効果)とは?
「フォン・レストルフ効果」(アイソレーション効果/孤立効果)とは似ているモノが多く並ぶなか、一つだけ異質なモノがあると、その刺激がひときわ目立ち、強い印象を与え、記憶にも残りやすくなることを指す。 至極当然のことのようだが、その効果は絶大... -
工具界のアマゾン、モノタロウに「神風」。後手に回った大企業が急になびいた理由
「工具界のアマゾン」との異名をとる工具通販サイトのモノタロウ。 非効率だった間接材(MRO)の調達モデルを抜本的に変革し、直近12年間の売上高成長率は常に20%以上と快進撃が続く。 その強さの秘密を読み解く鍵は、アマゾン創業者のベゾス氏が描いたと... -
単純接触効果 なぜ、視界に入るだけで好意が芽生えるのか?
「単純接触効果」とは接触頻度が高まるにつれて、対象が好ましく思えてくる効果を指す。 「見れば見るほど好きになる」という、極めてシンプルな原理で効果も絶大だ。ブランドの好意形成を狙うマーケターなら覚えておくべき概念の一つだろう。 ただし、そ... -
再認ヒューリスティック:人はなぜ、聞き覚えがあるだけで高く評価してしまうのか?
再認ヒューリスティックとは、ただ単に再認できる、すなわち以前に聞いたことがあるという理由で対象を高く評価する傾向をいう。 たとえば、消費者が不案内なジャンルから商品やサービスを選ばなければならいときに、再認ヒューリスティックの出番となる。... -
情報カスケード 究極の群集心理 多数派や権威に流される心理 炎上理由にも
「情報カスケード」とは周囲の多数派の意見に(流されるように)従ってしまうことをいう。 自分の意見や折角集めた情報はどこかに追いやられ、どっと一方向の意見に引き込まれてしまう。 そして、この現象には、スタート時の初速の勢いがその後の成否を分... -
MAYA理論/MAYA段階 大ヒット商品の共通点とは?
「先進性」と「馴染みやすさ」を兼ね備えたモノやコンテンツ、サービスが広く大衆の心を掴む。そう唱える考え方がある。 「MAYA理論」だ。 「Most Advanced Yet Acceptable」の略で、群を抜いて先進的ではあるが、受け入れやすいといった意味になる。 「MA... -
コクヨ ing “疲れない椅子” なぜレビューで評判なのか?
脳の活性化を促す「ウォーキング・ミーティング」 「ウォーキング・ミーティング」という会議スタイルを耳にしたことはあるだろうか? 文字通り歩きながら会議をすることだが、室内で座って会議をするより、健康的なことはもちろん、創造的な思考を促し、... -
「PT-9」 評判が評判よぶ 青山のスポーツストレッチスーツ
「PT-9」 評判が評判よぶストレッチスーツ 「ストレッチ」と聞いて人は何を思い浮かべるだろう? 大方の人は筋肉や関節を伸ばすストレッチ体操の類に違いない。 スポーツ選手の準備運動や一般の人でも腰痛・肩こりなどを防ぐのに行う。 一方で、伸縮性に富... -
エレコムはどこの、どんな会社? その強みの源泉とは?
パソコン・スマートフォン周辺機器メーカーとしてほぼひとり勝ちのエレコム。 マウスやキーボード、モバイルバッテリー・充電器、スマートフォンケースなどデジタル周辺機器の10部門でトップシェアを獲得している。 その最大の強みが年間4,000もの新商品を...