心理法則– category –
-
心理法則
バーナム(フォアラー)効果 なぜ、広告やマーケティングに多用されるのか?
「バーナム効果」(ファラオ―効果)とは誰にでも当てはまりそうなことなのに、自分のことだけを言い当てていると感じる現象をいう。 一瞬にして相手を信じ込ませる心理テクニックの一つで、占いや心理テスト、初対面との相手との商談などが典型的な活用シ... -
心理法則
「恐怖アピール」 なぜ、フィアモンガリングの説得効果は強力なのか?
相手の恐怖感情や危険認識に訴え、その相手を特定の方向に説得することを「恐怖アピール(恐怖訴求)」という。 説得コミュニケーションの有効な手立てとして知られ、広告や政治、防災、公衆衛生など幅広い分野で多用されている。 しかし、伝え方も誤ると... -
心理法則
スノッブ効果 マーケティングの一矢に「逆張り」の心理
「スノッブ効果」とは商品が市場に広く出回るようになると、購買意欲が低下してしまう心理効果をいう。 「みんなが持っているなら、そんな商品はもう要らない!」という寸法だ。 この心理を逆手に取り、「希少性」を打ち出すことで購買意欲を掻き立てるこ... -
心理法則
誤った二分法:人はなぜ、白黒つけたがるのか?
「Aにしますか? それともBにしますか?」 二者択一で問われると、どちらかを選ばなくてはいけない気持ちになる。無性に白黒つけたくなるのだ。 この状況を「誤った二分法」といい、「他にも選択肢があるのに、二つの選択肢だけしか考慮しないこと」を指... -
心理法則
ゴルディロックス効果:人はなぜ、真ん中を選んでしまうのか?
「ゴルディロックス効果」とは3つのランクのうち、中ぐらいを選ぶ傾向をいう。 日本語では「松竹梅の法則」と言ったりもする。 大抵は価格が段階的に異なる3つランクを設け、一番売りたい商品を真ん中に置くのがマーケターがとる価格戦略の常道といえる... -
心理法則
フォン・レストルフ効果(孤立/アイソレーション効果)とは?
「フォン・レストルフ効果」(アイソレーション効果/孤立効果)とは似ているモノが多く並ぶなか、一つだけ異質なモノがあると、その刺激がひときわ目立ち、強い印象を与え、記憶にも残りやすくなることを指す。 至極当然のことのようだが、その効果は絶大... -
心理法則
単純接触効果 なぜ、視界に入るだけで好意が芽生えるのか?
「単純接触効果」とは接触頻度が高まるにつれて、対象が好ましく思えてくる効果を指す。 「見れば見るほど好きになる」という、極めてシンプルな原理で効果も絶大だ。ブランドの好意形成を狙うマーケターなら覚えておくべき概念の一つだろう。 ただし、そ... -
心理法則
再認ヒューリスティック:人はなぜ、聞き覚えがあるだけで高く評価してしまうのか?
再認ヒューリスティックとは、ただ単に再認できる、すなわち以前に聞いたことがあるという理由で対象を高く評価する傾向をいう。 たとえば、消費者が不案内なジャンルから商品やサービスを選ばなければならいときに、再認ヒューリスティックの出番となる。... -
心理法則
情報カスケード 究極の群集心理 多数派や権威に流される心理 炎上理由にも
「情報カスケード」とは周囲の多数派の意見に(流されるように)従ってしまうことをいう。 自分の意見や折角集めた情報はどこかに追いやられ、どっと一方向の意見に引き込まれてしまう。 そして、この現象には、スタート時の初速の勢いがその後の成否を分... -
心理法則
MAYA理論/MAYA段階 大ヒット商品の共通点とは?
「先進性」と「馴染みやすさ」を兼ね備えたモノやコンテンツ、サービスが広く大衆の心を掴む。そう唱える考え方がある。 「MAYA理論」だ。 「Most Advanced Yet Acceptable」の略で、群を抜いて先進的ではあるが、受け入れやすいといった意味になる。 「MA...