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たべっ子どうぶつ Z世代を射落としたキャラクター戦略
かわいい動物キャラクターたちが目印のビスケット菓子「たべっ子どうぶつ」。 「親子のコミュニケーションビスケット」をコンセプトに掲げ、老舗菓子メーカー・ギンビスの主力ブランドに育つ。 その一方で、親子を対象とする特徴ゆえの「若者離れ」という... -
森永製菓「inゼリー」 カテゴリーエントリーポイント戦略
「吸って飲むゼリー飲料」という新カテゴリーを切り開いた先駆的なブランド、森永製菓の「inゼリー」。 2022年3月期の売上高は過去最高となり、前年比約20%増を記録する。 好調の要因は「小腹満たし」や「栄養バランス」、「スポーツ」「本番で力を発揮し... -
「ギャツビー ザ デザイナー」 なぜ、どこで売ってるかを探すのか?
マンダムの「ギャツビー」に新ライン、メンズメイク市場に本格参入 マンダムの「ギャツビー」に新ラインが加わっている。その名も「ギャツビー ザ デザイナー(gatsby THE DESIGNER)」。 2021年の秋の発売時には「メイクアップ」「スキンケア」「ヘアスタ... -
「ハーゲンダッツ ミニカップ 悪魔のささやき」 半端ない背徳感
2022年10月に発売された「ハーゲンダッツ ミニカップ 悪魔のささやき」。 コンセプトに「手に取らずにはいられない見た目と、食べたら最後抜け出せなくなるおいしさ」を掲げる。 「背徳グルメ」がちょっとしたブームの昨今、ハーゲンダッツが得意とする濃... -
カロリーメイトはなぜ、受験生を応援するのか?
2012年から「受験生応援シリーズ」のキャンペーンを続けるカロリーメイト。 人生の最初にカロリーメイトと出遭う時期にブランドへの愛着を湧かせ、その後の人生でも出番を増やしてもらう。 いわゆるLTV(顧客生涯価値)最大化の試みといえる。 しかし、受... -
お~いお茶 濃い茶 なぜSNSで拡散!? 体脂肪シールの謎
2019年に「機能性表示食品」にリニューアルした「お~いお茶 濃い茶」。 その後は40~50代の男性に加え、20~30代の男性や40代以上の女性の新規購入を着実に増やし、売り上げは倍増したという。 健康価値の訴求が奏功したのは間違いないが、実はもう一つ... -
クラフトボスはなぜ売れた? 若者離れの危機を救った新マーケティング戦略
日本を代表する缶コーヒーブランド「ボス」。 マーケティング上手で知られるサントリー食品インターナショナルの看板ブランドで、個性的なテレビCMでも知られ、その勢いは一点の陰りもなく見えた。 しかし、実は若者の「缶コーヒー離れ」に対し、危機感を... -
黒ラベル 若者になぜ人気か? うまいが禁句のCM奏功
20~30代の若者たちが支持 「サッポロ生ビール黒ラベル」が好調の波に乗っている。 国内のビール消費量が伸び悩む中、家庭用缶の黒ラベルが7年連続で売上アップを達成したのだ。 その伸長を支えるのが、「ビール離れ」が指摘されて久しい20~30代の若者た... -
チョコモナカジャンボの人気理由 大きさやパリパリだけじゃない
50年もの歴史を刻むモナカアイスの金字塔 ここ日本でモナカアイスといえば、多くの人の頭の中に浮かぶのは森永製菓のチョコモナカジャンボだろう。 名称を正確には言えないないまでも、「ジャンボモナカ」ぐらいまでなら口をついて出てくるはずだ。 後述す... -
スズキ・ジムニー なぜジムニストたちの口コミは熱いのか?
軽自動車で四輪駆動、スズキ・ジムニーの販売好調が続いている。 ユーザーの支持は熱く、その多くが他の車種を一切検討せず「ジムニー一択」で購入しているという。 そのカルト的な人気を後押ししたのが2018年のフルモデルチェンジだ。 “本格派オフローダ...